人とつきあうのに秘訣があるとすれば、
それはまずこちらが相手を好きになってしまうことではないでしょうか。
瀬戸内寂聴
1922年、徳島県徳島市に生まれる。 東京女子大学在学中に結婚するも夫の教え子と恋に落ち、夫と長女を残して京都で生活。1950年に正式に離婚し、東京で小説家を目指す。長女とは後年和解した。 1956年に処女作『痛い靴』を発表、同年『女子大生・曲愛玲』で新潮同人雑誌賞を受賞。1963年には不倫の恋愛体験を描いた『夏の終り』で女流文学賞を受賞し、作家としての地位を確立する。 1973年に出家。尼僧としての活動も熱心で、週末には青空説法を行っていた。講演では「笑うこと」が大切であると説き、座右の銘は「生きることは愛すること」。
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