梅雨から夏季には大型の台風による水害が各地を襲うことがあります。
水害が発生した際、車が冠水している道路を走行している姿や、水没して動かなくなっている車がよくニュースで取り上げられます。
水深60cmにまで冠水した道路をセダンが走るとどうなるかの実験映像です。
実験の結果は、クルマは一定進見ましたが、エンジンが停止(エンスト)してしまうということになりました。
水深60cmでさえ、エンストを起こしてしまう車ですが、今回はそれ以上に沈めた場合にどんな現象が起きるかを実験しました。
結果は以下の通りです。
● 水位:70cm
・ヘッドライトフォグランプが誤作動により点灯
・誤作動により後席の窓が開く
● 水位:90cm
・運転席パワーウィンドウ作動せず
● 水位:100cm
・誤作動によりワイパーが動き出す
● 水位:110cm
・誤作動により点灯していたライトが消灯
このように、車は水没すると電気系統系の誤作動が多くなります。特に水深90cmを超えるとパワーウィンドウが開かなくなるので、この水深になるまでにはパワーウィンドウを開くようにはしたいですね。
車が急速に水没していく状況では、間違いなく窓を割るのが良いです。今回は、水深別に窓を割るのに使えるものが紹介されています。
これからの季節まだまだ大雨、台風など増水などの危険も多いと思います。
そんなもしもの緊急事態のときに対処法を頭の隅っこにでも入れておくと最悪の事態を防ぐこともできると思います。
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