ポケGOへの運転厳罰化直訴

今年10月、愛知県一宮市で「ポケモンGO」をしながら運転していた男のトラックにはねられ、小学4年生の男の子が死亡した事故で、男の子の父親が2日、国家公安委員長と面会し、「ながら運転」の厳罰化などを訴えました

愛知県一宮市の則竹崇智さんの次男・敬太くん(当時9)が、今年10月、一宮市あずらの交差点で「ポケモンGO」を操作しながら運転していた川合信右被告(36)のトラックにはねられ、死亡した事故。父・崇智さんは、2日、東京・霞が関の国家公安委員会へ向かいました。

 「是非、厳罰化に向けて検討を始めて頂きたいと思っていますので」(父親・則竹崇智さん)

 面会の時間は、わずか15分。愛知県知事や一宮市長とともに松本純国家公安委員長に、「ながら運転」の取り締まり強化や罰則の強化などを求めました。敬太くんの事故の経緯を書いた手紙も渡したといいます。

 公安委員長との面会の場で...
「こういう悲劇が繰り返されないように、是非厳罰化に向けて、お願いしたいと思いまして」(則竹崇智さん)
 「ご家族としては、耐えられない思いで一杯だと思います」(松本国家公安委員長)
 面会を終わって... 「事の重大性を認識して頂いた。しっかり厳罰化に向けて検討してほしいと、短時間だが説明させて頂いた。きっと、その動きが出て来ると信じています」(父親・則竹崇智さん)

 同じような悲劇は、二度と繰り返されてはならない。その思いを父・崇智さんは訴え続けます。