「チョロQ(ちょろきゅー)」、誰もが一度は聞いたことのある名前かもしれません。
株式会社タカラ(現タカラトミー)が1980年に発売したチョロQは、デフォルメされた車体がゼンマイ動力でチョロチョロと走る姿が可愛らしく、手頃な価格も相まって、小学校低学年層を中心に大ヒットしました。
フォルクスワーゲン専門のチューナー、コックスの社長がチョロQのファンだったことから、実車版チョロQの企画は始まりました。
2002年、タカラは子会社として「チョロQモーターズ株式会社」を設立し、電気自動車業界に参入します。
お台場に専門ディーラーを開いたチョロQモーターズは、アラコの電気自動車「エブリデー コムス」をベースとした「Q-CAR」を実車版チョロQとして売り出しました。
実際に走っている動画がこちら
順調に思えたチョロQモーターズでしたが、次第に売り上げは頭打ちとなります。
2004年にはQ-CARの製造が終了され、タカラ本体もチョロQモーターズを不採算事業として出資比率を引き下げ、連結決算の対象外とされてしまいました。
今はもう見れないのは寂しい気もしますね
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